特集

【特集 集落を守る直売所】

「農産物直売所」は、ここ40年程の間で多種多様な発展を遂げてきた。無人直売所や青空市のような形で始まった所、地域活性化のために有志によって組織された所……その始まりの経緯はさまざまだが、共通するのは、その集落・地域を維持・継続させていくことを目的にしていること、また、そうすることでしか、事業が成り立たないという点ではないだろうか。

本号では、「集落を守る直売所」という視点で、以下の3つの直売所を取り上げた。地域振興の拠点として複合的発展を遂げた「きてら」、公共施設的要素を持ち、農業だけでなく、さまざまな分野の人が運営に関わる「おとぎの里」、昭和の終わりに生まれた無人直売所が原点の「あさつゆ」。 それぞれ設立の経緯も、歴史も異なる施設だが、「集落を守る」という視点で、改めてその取り組みや歴史を横に並べてみると、直売所の奥深さ、面白さが見えてきた。

※この記事は「産直コペルvol.32(2018年11月号)」に記載されたものです。

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産直コペル 編集部
この記事は、産直新聞社の企画・編集となります。